名称 | NPO法人こどものその |
園長 | 柳 美喜子 |
所在地 | 〒933-0916 高岡市大町11-19 |
園児数 | (2020年度) |
スタッフ数 | 園長+保育士4名 |
創設者(前園長)林 三雄氏は2009年に97歳で他界し、以後、園長をしております。
およそ40年間「こどものその」に勤務し、林三雄園長の指導の下、会員のみなさんと共に「こどものその」の運営、経営に参加させていただいております。
「こどものその」のことを想い、世の中すべての親子の幸せを願って、人生の終わりまで生命力全開で生きることを実践された林三雄園長を生涯の師とし、そのすべてを引き継いで事業を進めています。
園の教育目標・内容・方法は、親たちが中心となって、教員と一緒に決めます。親たちは、家庭の子育てと園の教育の一体化に努め、自由に園の指導に加わり、園を経営管理します。教員たちは、現在5名で、親たちの子育ての援助者として勤務しています。
本園の親たちは、わが子を幼児期のうちに、元気で、たくましく、明るく、知的で、積極的で思いやりのある人間にする基礎をしっかりと育てるために家庭での子育てと、園の教育の一体化に努めています。また、すべての子どもたちが幸せでないと、わが子の幸せは望めないと、他の子もみんなで育て、子育て支援事業では、ボランティアスタッフとして、いろいろな活動に取り組んでいます。
私は、この「NPO法人こどものその」のみんなが大好きです。
NPO法人こどものその 園長 柳 美喜子
こどもたちの園 ここは、自分たちが主人公の「こどものそのだ!しっかりやろう!」
こどもたちによる園 何をどのようにやるか(目的・内容・方法)は、「こどもたちによって決めよう!」
こどもたちのための園 ここは自分たち、こどもたちのための園だ!「がんばって立派になろう!」
こどもたちは園の主人公として、入園したら三歳児でも読める「こどものその」で、年長児や年中児を見習いながら、園の生活の仕方を身につけ、次第に自分たちで入園式や卒園式や運動会等の一切の行事の仕方までも、こどもたちで決めて自分たちで進行します。毎日の朝の会やお帰りの会など、もちろんこどもたちで進行します。教員や親は援助者としてこどもたちの発想や進行を助けます。
本園の最大の特色は、こどもたちが園の主人公であることと、もう一つ、親たちが園の中心的存在であることです。
園の教育の目的・内容・方法は、親たちが決めます。親たちは家庭の子育てと園の教育の一体化に努め、自由に園の指導に加わり、園を経営、管理します。わたしは、親から園長の役を果たすことを求められ、生きがいを感じていますが、親たちの援助者です。 教員たちも、親たちから任命された援助者です。教員たちは、園児たちの自主性を重んじ、控えめです。
本園の親たちは、わが子を幼児期のうちに、元気で、たくましく、明るく、知的で、積極的で、思いやりのある人間にする基礎をしっかりと育てるために、家庭での子育てと、園の教育の一体化に努めるのです。これは、親でないとできません。今、日本の小・中・高校で、いじめ、自殺、非行が続発するのも、園や学校が、親たちを中心的存在にしないからです。
創設者 林 三 雄
元 富山大学教授・附属小学校校長・附属幼稚園園長
元 富山女子短期大学教授
平成16年度社会貢献支援財団「社会貢献者表彰」※
※社会貢献者表彰の目的は、社会の各分野において著しい貢献をされながら功績が広く知られていない方々を表彰し、その労に報いること、そしてそれによって社会貢献活動の振興と社会の進展に寄与することです。
故 林三雄園長が、平成16年度の社会貢献支援財団「社会貢献者表彰 多年にわたる功労」の部門で、日本財団賞を受賞されました。